声楽家♪立原ちえ子さんのBlog です。立原先生の魅力をお伝えするべく卒業生tsunobueが勝手にはじめたBlogでした。さてさて、最近は、Blogをやる気になった先生から届くメールを元に投稿しています。


by tsunobue
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

出しそびれた調べ物・・・

リサイタルのプログラムで、とっても難しかったけれど、それだけに練りあげられていて素晴らしかった、山田耕筰の「幽韻」ですが・・・
このブログにリサイタル前に書こうと、曲について調べておいたのですが、まずは外国ものをと思っているうちに、リサイタルの日が来てしまいました。
せっかく調べたので、いまさらですが、出しておきます。
♪山田耕筰 「幽 韻」♪
1919年1月24日 ニューヨークのカーネギーホールでの自作自演の演奏会を催すが、支援のあてがはずれ窮地に立たされた。結局、シカゴの大富豪で親日家のE.C.チャドボーン婦人が救いの手を差し延べた。
これに感謝し、オックスフォード版の英訳による「百人一首」から女流歌人による歌を選んで音楽を付け、婦人に献呈した。
第4曲までは1919年ニューヨークで書かれ、第5曲の<わがそでは>のみ、
1922年東京・東中野で書かれている。
出版は1923年「詩と音楽」誌上であった。
第2曲<わすらるる>意外は8分の8拍子という変わった表記になっている。
以上、「ヘフリガー和歌を歌う」の解説(長木誠司)で調べました。

花のいろはうつりにけりないたづらに
 我身世にふるながめせしまに  小野小町
(長雨にうたれて、きれいだった花もすっかり色あせてしまった。私も年を重ねていくうちに、色あせてしまった。)
わすらるる身をば思はずちかひてし
 人のいのちの惜しくもあるかな   右近
(忘れられる我が身は何とも思わない。忘れないと誓った人の命が、神の怒りにふれて失われるのが惜しい。)
あらざらむこの世のほかの思ひ出に
 いまひとたびのあふこともがな   和泉式部
(死んでしまう前に、あの世の思い出にもう一度あいたい)
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば
 忍ぶることの弱りもぞする      式子内親王
(私の魂よ、絶えるのならば絶えてしまえ。このままでは忍ぶ心が弱ってしまう(他の人に知れてしまう))
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の
 人こそしらねかわくまもなし     二条院讃岐
(私の衣の袖は引き潮の時でも(海中にしずんでいて)見えない沖の石のように、人は気づかないだろうが、(涙で)乾くまもない)

百人一首クラブだった時に大切にしていた解説の本を、大切にしすぎてどこかにしまいこんでしまったようです。遠い記憶と百人一首の色々なホームページを参考にさせていただいて自分なりに意味をまとめてみました。
水垣 久さんの小倉百人一首注釈がとても詳しくて勉強になりました。また、しまいこんだ(無くしたのではないと思いたい・・・)本を探し出して、思い出してみようかな。。。
[PR]
by tsunobue | 2004-12-09 14:41 | リサイタル