合唱のレッスン
2004年 11月 07日
私は、一般就職をしましたが、若気の至りであっという間に最初の職場は辞めてしまいました。今くらいおばさんになったら、意外に図太く残っていたかもしれないですけど、入ってすぐ失敗だ!と思ったんです。生命保険の営業職でした。仕事をしながら、レッスンに通い歌の勉強を続けるという事が、学生の時とは全く違うという事がサッパリ分かっていませんでした。そして、私の悪戦苦闘(?)がはじまるのです。
本題は、これじゃなくって・・・
ずっと働き続けたいと思う私としては、手に職なんて思ってスクールに通ったりと忙しくなってしまい、ここ数年、先生のレッスンを今までで一番長く離れてしまいました。
そんな怠け者の私に、先生からお知らせと書いた葉書が届きました。
お知らせ
爽やかな5月を迎えようとしております。
お元気でいらっしゃいますか?
今年も発表会を行います。是非華を添えて頂きたくお知らせ申し上げます。
・・・・・
今年は真理ちゃん(←私の友人です)と一緒に出演しませんか。うたう楽しさを充分に味わってみませんか。まずは、ジェシーのリサイタルで!
このジェシーとは、ジェシーノーマンです。テレビでも放送されましたが、「モノオペラ」を観にいきました。
こんな葉書をくれたので、これはチャンスとばかりに「グループで参加させてください」と申し出て、グループでのレッスンもお願いしてしまいました。以前、一度レッスンをお願いしたことがあって、またお願いしたいと考えていたので、本当に良いタイミングで葉書が舞込みました。
立原先生に、個人でのレッスンは受けている生徒さんはたくさんいると思うのですが、合唱(私たちは、とても少ない人数のグループなのでアンサンブルと言ってみています)のレッスンを受けた人は、少ない(いない?)のではないでしょうか?
私は、一人で歌うのも何人かでハモルのも、とても好きで、いくつかの合唱を経験してきました。ずっと感じていた事は「合唱だって歌なのだから歌の先生にレッスンしてもらいたい。」という事でした。こう歌うんだと言う事を、言葉で説明してもらうだけでは分かりにくい事があります。誤解も出てきます。でも、歌ってもらえたら、伝わってきます。それに、発声のことをきちんとやってもらえたら、表現も同時に出来るようになってくると思います。
立原先生のレッスンは、こういう私の感じていた事を、どーんと満たしてくれるものでした。しばらくぶりにレッスンを受けた仲間もとっても楽しかったようです。
それに、先生は合唱のレッスンだからといって、手を抜くような人ではないんです。初めて会った時と同じように(それ以上かな?)きちんとレッスンをしてくれます。
それに、私たちが答えられたかは・・・・・うーむむむ。
ユニゾンがどうもユニゾンにならない・・・先生のレッスンを受けたら、ユニゾンになりました。
言葉をしゃべる位置をおとさないこと
これが、とても重要なんですね。一人で歌うときと同じです。言われてみたら「そうか!」と思うのですが「なんでユニゾンにならないの~?」と思っていました。
これは、ドイツの指揮者の合唱ワークショップでも、言われていた事です。
母音の色をそろえる
どちらも、同じような意味に受け取れました。
これからも、先生に合唱のレッスンをしてもらいたいと思っています。次はどんなレッスンになるでしょう?
ずっと、同じ事を言わせてしまったり・・・して・・・
頑張ります!