声楽家♪立原ちえ子さんのBlog です。立原先生の魅力をお伝えするべく卒業生tsunobueが勝手にはじめたBlogでした。さてさて、最近は、Blogをやる気になった先生から届くメールを元に投稿しています。


by tsunobue
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ:リサイタル( 34 )

11/19 文京シビックホール 立原ちえ子ソプラノリサイタル 
行ってきました。早く何か書こうと思っていたのですが、いろんな思いが持ち上がってきて、上手くまとまらないのです。
プログラムに「ひとこと感想を」という用紙がはさんであったのですが、一言じゃとまらなくなって、手で書くのじゃおいつかなくて、ワードで長々と打ち込んでしまいました。そして、誰もいないのをいい事に会社から、立原ちえ子の会事務局にファックスしてしまいました。
もう、完全燃焼だぁ~・・・あとで、よく読んでみたら脱字がありましたけど。しまった。。。
プログラム
♪リスト
1.それはきっと素晴らしいこと
2.喜びと悲しみに満ち
3.君は花のように
♪ヴァーグナー
ヴェーゼンドンクの詩による五つの歌曲
4.天使
5.静かに止まれ
6.温室にて
7.苦しみ
8.夢
♪ゲッツ
歌劇「じゃじゃ馬ならし」より (やっぱりシェイクスピアでした
9.カタリーナのアリア<力は失せ>
♪コルンゴルト
歌劇「死の都」より
10.マリエッタの歌<残された幸せよ>
~休憩~
♪弘田龍太郎
11.かもめ
12.母の唄
13.清怨
♪山田耕筰 「幽韻」
14.はなのいろは
15.わすらるる
16.あらざらむ
17.たまのをよ
18.わがそでは
♪今井聡 下北伝承の旋律による三つの歌
19.どんどはいやどんど
20.おじょめこじょめ
21.子守こ歌
◆アンコール
1.青森の曲で、よく立原先生が歌う曲。。。え~っとなんだっけ??ごめんなさーい。。。
2.浜千鳥
山田耕筰の「幽韻」は、百人一首に入っている女流歌人の詩に曲をつけたものです。中学生の時、百人一首クラブに入っていて、結構熱心に練習していたtsunobueは、あの頃の記憶がよみがえり、ちょっと興奮しました。「はなのいろは うつりにけりないたづらに わがみよにふるながめせしまに」はいっ!パシッ!!(最後は瞬発力で負けるtsunobueであった・・・)この曲は、はなのいろは 以外は8分の8拍子で書かれているそうです。8分の8拍子??聞くほうも難しかったです。先生は、平気な顔で歌ってました。
私の感想を思い切り簡単にまとめると、私は立原先生のような豊かな声をもっていないのは分かったけど、でも
やっぱり、立原先生みたいになりたーい!!!

今回のリサイタルは、以前、バーバラ・ボニーが今までやらなかったプログラムを歌ったリサイタルを思い出しました。清らかな歌声が定番だったボニーが、低めの音域の曲を歌ったことがありました。その時、聴く側の私が勝手にボニーに求めていたのは、いつもの清らかな声だったけれど、ボニーはもっと高いところを目指していたのだと、次のリサイタルで気づきました。あの時は、いつもの曲も聴きたいと思ったけれど、あの時のボニーは自分の未来の為にきちんと計画をたてて、歌っていたんだなぁ~。そして、次のリサイタルでその結果を聴かせてくれて、定番も聴かせてくれました。
[PR]
by tsunobue | 2004-11-23 00:50 | リサイタル
珍品オペラレコード愛好会」の別冊解説書を読んできました。「すぐれた珍しいオペラ・レコードを発掘し楽しむ会」とも書いてありました。

コルンゴルドのオペラ「死の都」
台本のパウル・ショットは、実在の人物ではなく、コルンゴルドの出版社の名をそのまま使ったもので、テキストはコルンゴルド父子の合作による。
オペラの内容は
第一幕 
ブリュージュにある家で、パウルは何年もの間、亡き妻マリーの思い出にひたって暮らしていた。マリーの思い出を集めた部屋には、肖像画をはじめ、彼女の使った品々それに金髪も飾ってある。そんなパウルが、マリーに生き写しのダンサー、マリエッタに出会い、マリーが生き返ったとなつかしむ。
そこへ、肖像画のマリーが歩み出て「私たちの愛はいつまでも続くのよ。でも、あなたは私の姿が見えているから私を愛しているのよ。あなたのそばにいて生き続けない人のことなんか忘れるでしょう。他の女の人が、あなたを誘惑するけれど、よく見てしっかり見抜くのよ」と言い消えていく。
第二幕
パウルはマリエッタへの思いが捨てきれない。友人フランクとマリエッタをめぐってライバルとなり、言い争ってしまう。自分の魅力を知り使いこなす、モテモテのマリエッタに、パウルは「君を愛したことなんかない。君を愛しながら、死んだ永遠の恋人を愛していたんだ!」と言うが、マリエッタの誘惑に負けてしまう。(かなり頑張るのですが、最後はめろめろです・・・
第三幕
マリエッタはマリーとの対決姿勢をくずさず「私は、あなたを独り占めするか、あきらめるか、どっちかよ」と言う。マリーの思い出の部屋の金髪を首にまき、踊るマリエッタに興奮したパウルは、その金髪でマリエッタの首を絞め、殺してしまう。
舞台が明るくなると、マリエッタの死体はない。そこへ、マリエッタが忘れていった傘とバラを取りに来る。それと入れかわりに、友人のフランクがやってくる。
パウルは「私は、もう彼女と会わないだろう。きびしい現実の夢が、幻想の夢をこわしてしまったんだ。我々はこの世に生きるよりどころを失わずに、死者をどこまで悲しむべきだろうか。どこまで悲しんでよいのだろうか。」と生と死は別のものである事を悟り、フランクの誘いに応じて旅にでる。
マリーに「明るい天国で私を待っていてくれ。この世に死者がよみがえることはないんだ。」と告げ、死者の思い出をすべてぬぐいとり、ゆっくりと思い出の部屋を出てゆく。
音楽は、美しくて他の作品を聴いてみたくなりました。この「死の都」を舞台で見てみたいと思います。スクリーンを使ったりして、幻想的で美しい舞台が出来ると想像しながら聴きました。今回、先生はこのダンサー・もてもてマリエッタのアリアを歌います。

Goetz,Hermann(Gustav)
ヘルマン・ゲッツ(チラシにはヘルマン ゴッツと書いてあります)については、録音資料があまりなくて、今回は聴く事が出来ませんでした。
「ニューグローブ世界音楽大辞典」で調べてみると・・・
(1841年~1876年)
ゲッツの音楽は、繊細で洗練された芸術的個性の表現であり、俗悪さはみじんもない。しかし何世代にもわたって批評家が肯定的な評価を下しているにもかかわらず、彼の作品はスタンダードなレパートリーとして、それにふさわしい永続的な位置を占めるに至っていない。
今回、演奏される「じゃじゃ馬ならし」は
晩年、彼の健康状態が急激に悪化しつつあるときに作曲された。1868年に着手したコミック・オペラで、この作品によってゲッツの名声は急速に広まり、ゲッツのもっとも有名な作品となった。19世紀ドイツのコミック・オペラ中の傑作の一つに数えられている。
ゲッツは、さりげないユーモア、洗練された性格描写とアンサンブル書法からみて、モーツアルトの強い影響を受けている。

残念ながら、ゲッツは珍品オペラに入れてもらえなかったのか、別冊解説つきの録音資料もなく、ルチア・ポップが歌った録音があるようなのですが、今回は見つける事が出来ませんでした。ルチア・ポップ好きなtsunobueは、とてもとても残念でした。。。「じゃじゃ馬ならし」は、シェイクスピアの??と勝手に思っているのですが・・・真相は、立原先生のリサイタルで解明されるのでしょうか?
それでは、会場で!!
[PR]
by tsunobue | 2004-11-19 04:30 | リサイタル
Korngold,Erich Wolfgang(1897-1957)
この作曲家も、初めて知りました。
とにかく、ぜーんぜん分からない時は「ニューグローブ世界音楽大辞典」です。

父は著名なオーストリアの音楽批評家ユーリウス・コルンゴルド(1860-1945)
エーリヒ・コルンゴルドは、少年時代から驚くべき作曲の才能を発揮した。
1907年に自作のカンタータ<金 Gold>を、マーラーに演奏して聴かせると、マーラーはコルンゴルドを天才とよび・・・
11歳でバレエ<雪だるま Der Schneemann>を作曲し、これが10年にウィーン宮廷歌劇場で初演されたときには、センセーションを巻き起こした・・・
と、とにかく素晴らしかったようです。
そして、
オペラの傑作<死の街 Die tote stadt>を20歳で作曲、1920年ハンブルクとケルンで同時に初演され、世界的な賞賛をあびた。
1934年ハリウッドへ。ナチスによるオーストリア併合の結果、5番目のオペラ<カストーリン Die kathrin>が上演されなかった為、ハリウッドにとどまり映画の為にすぐれた作品を書いた。<ロビンフッド><風雲児アドヴァーズ>のための音楽は、アカデミー賞を受賞した。戦後、再び絶対音楽へ戻ったが、長年にわたって彼を軽視し容赦なく痛めつける批評に苦しんだ。これは主に、時代の風潮が変化したことと、ハリウッドとの関係によるもの。
1957年に<死の街>がニューヨークで超満員のうちに再演され、再び支持を得るように見える。
なかなか、音源を見つけられなくて、やっと聴き始めると・・・図書館の閉館時間がやってきました。ざっと、聴いた印象は、オペレッタのような感じを受けました。
やっと見つけたこの音源、別冊で解説がついていました。それも「珍品オペラレコード愛好会」と書いてありました。
これは、大変!明日、この解説をふたたび読んでまいります!

先生、「珍品オペラ」のアリアを歌うのですか?!

あわてて、メモしてきた解説を・・・
プッチーニのメロディーとR.シュトラウスの響きを持つ作品・・・
このオペラの中の2つの曲は大衆に広く歌われ流行歌にもなった。そんなオペラは、そんな曲は、この曲以後二度とあらわれることはなかった。劇場から大衆へ訴えかけた最後の作品といえよう

[PR]
by tsunobue | 2004-11-17 01:00 | リサイタル
いよいよ、立原先生のリサイタルが間近になりました。
今回のプログラムは、tsunobueは知らないものばかりです。
「どんな曲なんだろう?」と思ったので、まずはCDを聞いてみました。

ワーグナーのヴェーゼンドンク リーダー
初めて聞きました。ワーグナーの曲は、ほとんど聞いたことがなく、なんとなくワーグナーは重い曲というイメージがありました。

とても、きれいな曲でした。さすが、先生。この曲は、先生の豊かでやわらかな声で歌ったら・・・聞いてみたいです!とても楽しみです。

ポリグラム㈱のエリザベート・マイアーニトプシュー「R.シュトラウス:4つの最後の歌、ワーグナー:ヴェーゼンドンクによる5つの歌」喜多尾道冬の解説によると
ドレースデン時代のワーグナーは宮廷歌劇場楽長という恵まれた地位にあったにもかかわらず、革命運動に加わったが、この革命は失敗しスイスへ逃れた。そして、チューリヒに住むうちに、銀行家ヴェーゼンドンクの庇護を受けるようになり、別荘を提供され、そこで作曲に専念できるようになった。
その間、ヴェーゼンドンク夫人のマティルデと愛し合うようになる。このマティルデの書いた詩に強い霊感を受けたワーグナーはピアノリートとして作曲した。
マティルデとの愛から生まれたこれら5つのリートの事を、ワーグナーは後に日記で「わたしたちの歌曲集」と呼び、さらに次のように記している。

これまでこの歌曲集以上にすぐれた作品を生んだ事はない。また今後これ以上の作品を生みえたとしてもごくわずかだろう

この歌曲は、禁断の愛の苦しみの中で作られたとも書かれていたのですが、激しさや重苦しさは、今回聞いたCDからは感じられませんでした。

この歌曲集は断続的に作曲されたもので、まとまった筋を持たず1曲1曲独立しているのですが、一般にまとめて演奏される事が多いそうで、今回も「1.天使、2.静止、3.温室、4.悩み、5.夢」が続けて演奏されます。
[PR]
by tsunobue | 2004-11-14 23:59 | リサイタル